勉強法

高2生は毎週単語テストを行っています。週に1度の授業ですから、40問ずつチェックしています。ターゲットという定番単語集を購入させ、ほぼ毎週テストをしてきました。高3までに基本部分を終了させ、次のステップに進む予定でした。現在、やっと3分の2をクリアして足踏みしています。前半部にはすでに覚えている単語が入っていたため、40問全部を練習しなくても合格点を取れていました。ところが、後半部の単語は初出のものが多くなったため練習に時間がかかった上に、不合格になるというケースが多くなっています。

生徒の練習法を見ていると、各自のスタイルができつつあることが分かります。書くことで記憶を定着させようとしている生徒が大半ですが、声を出し、発音しながら覚えている生徒も1人います。書きながら、声を出して覚えると良いとされていますし、実際、私自身もそのような方法で単語練習をしました。5語程度を一区切りにして、何度か書いて発音して、チェックします。覚えきれない単語を再度練習して、さらに5語を加え練習、先ほど覚えきれなかった単語と一緒にチェック(テスト)します。そういった方法で30語程度を毎日練習して、週に一度テストして身についていない単語をまた練習するといったことを繰り返しました。

英単語だけでも毎日練習していくと、あるときを境に力がついたことがわかるという体験をしている生徒が数多くいます。あきらめずに繰り返し練習することは目に見えない力をつける勉強法と言えます。