中3生との会話
中3生A君の悩み
「塾長、もう諦めました。無理です。テスト、頑張ったのに、ダメでした。」と、A君。
「テストは、ダメな教科やミスしたことを復習することが大切なんだよ。入試は、まだまだ先なんだから、今諦めてしまっていいのかな。」と、私。
すさず、A君が続けます。
「でも、今までで一番頑張ったんですよ。4日間も勉強したんですけど、点数は上がりませんでした。やってもダメな気がしてきました。」(タッタの4日?)
「確かに、今までで一番頑張ってたよね。でも、4日間では範囲を何度もくり返すことは出来なかったんじゃないかな。中3だったら、せめてその倍の時間は必要だったと思うよ。ワークや問題集を一回だけ解いて、『範囲の勉強が終わりました』というのを聞いたので、テスト前日にプリントでチェックしたら、数学や英語は出来てなかったね。心配だったんだ。」(私の話はもう少し長かった。お説教になってしまいました。)
「もっと頑張れば、点数上がりますか。○○高校行けますか。」とA君。
「受験まで4ヶ月以上あるんだから、まだ大丈夫。毎日机に向かうことから始めようよ。」
「わかりました。やってみます。」 (…会話はもっと長かった。)
テストで結果が出ないと、「できない、だめだ、諦めよう」というマイナス思考に陥ります。中3は受験も控えていますから、周囲もテストの点数に敏感になっています。恐らく学校の教室でも「○○は英語95点だった。」だとか、「××は5教科合計100点ちょっとらしい。高校ヤバくない?」などという会話が増えていることでしょう。塾の出番はテスト結果が悪かった時だと私は考えています。テスト結果が良ければ生徒の努力の結果ですし、悪ければ先生や塾の責任です。分からなかったことは分かるようになるまで付き合います。出来るようになるまで一緒に頑張ります。諦めずにコツコツ勉強していきましょう。